札幌市議会 2020-02-26 令和 2年第 1回定例会−02月26日-03号
また、ゲノム医療、再生医療、AI医療など先進医療の動向を注視し、市民に還元できるよう適切に対応していくことも重要だと認識をしてございます。
また、ゲノム医療、再生医療、AI医療など先進医療の動向を注視し、市民に還元できるよう適切に対応していくことも重要だと認識をしてございます。
一方、先日、がん遺伝子パネル検査が保険適用となることが決まり、市内でも北海道大学病院が拠点となってがんゲノム医療がスタートしております。
例えば、北海道大学のがんゲノム医療、バイオバンクや、札幌医科大学の再生医療はもちろん、民間の医療機関も含めて市内では数々のすばらしい取り組みが行われているところでございます。 このような医療や研究は、医薬品産業、医療機器産業、IT産業、ロボット産業、技術開発を支えるベンチャー企業など、多様な産業との深いかかわりがございます。
フォーラムでは、札幌医大の再生医療とか、北海道大学のがんゲノム医療、IT技術を活用した医療などさまざまな有望テーマが紹介されるとともに、産業振興の可能性について活発な議論が行われましたが、大変に夢と希望あふれる議論でございました。将来、あのフォーラムが全ての始まりだったと記憶されるようなスタートとしていかなければならないと思います。
国の第3期がん対策推進基本計画には、ゲノム医療推進の方針が盛り込まれ、遺伝子を調べてその人に合ったがん治療を行う、がんゲノム医療の実現へ急速に動き出しています。また、再生医療の進歩も目覚ましく、iPS細胞の研究が進み、これまで有効な治療方法がなかった患者さんに明るい兆しが見え始めていることは周知のとおりです。
私も参加しましたが、そのフォーラムでもテーマとなった北海道大学病院のがんゲノム医療、人工知能、ビッグデータを活用した新たな医療、また、国際医療、スポーツ医療など、今後ビジネスにつながることが予感される有望な分野が数多く存在していることを改めて確認して、札幌市の新たな基幹産業に成長し得る分野だと確信したところでございます。
また、札幌の大学に強みがある研究を軸として産業を育成していくことが重要と考えており、昨年の札幌商工会議所との共催フォーラムでは、その候補となる研究として再生医療、ゲノム医療などを上げたところでございます。こうした点も踏まえながら、産業界や大学と協力して、さらなる取り組みを実施し、理系人材の雇用拡大を目指して医療分野の産業振興を積極的に進めてまいります。
医療分野の産業集積に向けましては、市内大学の先駆的な研究成果を踏まえ、札幌の強みを発揮できる再生医療、ゲノム医療、バイオベンチャーの3点に関する産業振興に力を入れてまいります。 具体的には、脊髄損傷などに対する札幌医科大学の再生医療や、遺伝子解析に基づいてがんを治療する北海道大学のゲノム医療といった最先端の研究を生かし、企業誘致や地元産業の活性化を目指してまいりたいと考えております。